ラグビー日本代表は既に豪州相手の2試合は終了しましたが、これから来日するのが10月29日に日本で日本代表と対戦するオールブラックス。フランスで行われる2023年ラグビーワールドカップも迫る一年前のこの時期。日本代表戦後にはイギリスに飛び、イングランド代表とも試合をするオールブラックスの選手たちが来日します。メンバー選考にとっても大事な試合。NZ代表はバレット兄弟 (Barret Brothers)のような有名選手も来日メンバーに含まれます。
既に109 CapsというNZ代表戦の試合出場数を誇るボーデン・バレット選手はこのメンバーの中でも最も有名な選手の一人。世界最優秀選手にも2年連続(2016年、2017年)で選ばれたことがあり、世界的な注目を集める最高レベルの選手です。バレット兄弟ははニュージーランドの北島・海沿いの街タラナキで育ちました。元ラグビー選手の父は引退後、酪農家になり、8人の子供を農場で育てました。
わたしが家族の農場で働くことから得た価値観の多くは、樹の接ぎ木をしたり、(水や餌を)与えることから学んだことです。常に最善を尽くそうと全力で努力することです。そしてそれはチームワークについてです。
ボーデン・バレット
家族が経営する農場で家業を兄弟姉妹と助け合いながら育ったので、チームワークが大事であることが分かっているバレット選手です。まさにラグビーの精神そのものですね。
夫人のハンナさんは公認会計士の資格を持つインフルエンサー。現在はNZのスキンケア企業 Me Today (日本国内でも販売中)の役員でもあります。夫のボーデン・バレット選手が東京サントリーサンゴリアスでプレーしていたときは、夫とまだベビーだった幼い娘さんと一緒に半年ほど日本に住んでいました。