落ち着いてきた国内の状況と相変わらずのアメリカやブラジル
2020年1月、海外から横浜港に寄港したクルーズ船に新型コロナに感染した乗客が大勢いることが発覚し、新型コロナウイルス感染症. (COVID-19)の脅威が国内でも認識されました。全国の学校が一斉休校になり、政府が首都圏や大阪など11都道府県に緊急事態宣言を出す事態に。2021年3月21日に緊急事態宣言は撤回されましたが、その後一週間で感染者数がまた急増しています。
ただし、新型コロナの治療薬や予防薬が英米中国など世界の研究所で開発され、やっと日本にも到着して予防接種が始まっています。
ようやく光が見えてきた状態ですが、欧州やアメリカ、ブラジルなどでは変異型のコロナウイルスが現在も猛威を奮っており、アメリカでは一日に5万人以上が感染し、死者数1000人を超える日もあるなど、勢いは弱まっても収まる気配はありません。
コロナの脅威が終わらないことに加え、トランプ前大統領が「コロナウイルスは中国で発生した!」とか「チャイナから来たウイルスだ!」と何度も発言したこともあり、コロナでストレスを溜め込み憎悪に転換した人たちにアジア系の人が襲われるケースが米国で出てきているのです!現地在住の人たちにとっては洒落にならない事態が。
2020年9月27日に発生した、日本人ジャズピアニストである海野雅威さんが襲われた事件です。