シアトルで日本人女性が襲われた事件について、WorldVoiceというサイトが詳しく伝えています。
シアトルでも日本人女性が暴行を受け重傷、衝撃を受ける日本人コミュニティ
シアトル東部の公立高校の日本語教師である日本人女性、那須紀子さんが、2月25日の夜、パートナーの男性と道を歩いていたところ、何の前触れもなくいきなり見知らぬ男に襲われ、石の入った靴下で顔面を強打された。
Worldvoice
シアトルで日本語教師をしている那須紀子さんが襲われた事件です。チャイナタウンを歩いていた時に白人の男に襲われました。コロナ感染が収まらない米国ではコロナを中国人が持ち込んだと信じ込む人達がいて、アジア系の人達が襲われる事件が発生していて、今回もアジア系に対するヘイトクライムの疑いが濃厚です。パートナー（白人男性）と一緒だったにも関わらず、襲われました。普通は一人でいる人間を狙いそうなものですが、お構いなしで、阻止しようとしたパートナーの方も襲われ大怪我をしました。アメリカ在住の日本人なら、自分の身にも起こりうる、と震撼したのではないでしょうか。
アジア系を狙った犯罪が続く
上は75歳の中国系の女性がサンフランシスコの路上で襲われた時の画像です。彼女は襲われましたが反撃しました。彼女の治療のための寄付が集まりましたが、その百万ドルのお金はアジア人差別と戦うために使うつもりだとのこと。
下は91歳のアジア系の男性が、顔を隠した人物に背中から押されて転倒する映像がネットでも出回った事件。「犯人を見つけた人に報酬を出す」とダニエル・キムやダニエル・ウーといったアジア系の有名芸能人も立ち上がり、声明を出すまでに。容疑者は後に捕まったとのことです。
コロナ感染が収まらないうちは、この手の襲撃事件も終わらないのでしょうか。報道されなくても、似たような事件はもっと起きていることでしょう。在米の日本人も多いわけですから、国内のニュース番組などでもっと詳しく報道していくべきではないでしょうか。
